映画ログ

これまで観てきた映像作品の備忘録

「グラディエーター」

 

グラディエーター [DVD]
 

 ローマ帝国において、かつて英雄として名をはせたローマ軍の将軍が奴隷へと身を堕とし、グラディエーター(剣闘士)として名を上げていくといった趣旨の映画。

この映画をDVDで観るのは2回目。昔、小さいころにテレビで部分的に観て、それ以来強烈な印象が残っている映画。

どこがどういいかというのを表現するのがむずかしいのだが、とにかくこの映画は美しい。今回はちょうどカントの話を本で読んでいたこともあって、彼の言う義務の動機に基づく行動の道徳的価値というのは、主人公マキシマスの行動のようなものを指すのかなということも感じた。その主人公マキシマスを演じるラッセル・クロウの演技も圧巻。

もっと古代史とかに通じてれば違った観方もできるのかもしれない。