映画ログ

観た映画の備忘録

何者


朝井リョウ原作。就職活動に打ち込んでいたタクトは、バンドを引退してこれから就活に入ろうとする同居人コータローと、海外留学していたミヅキ、ミヅキの知り合いであるリカと協力しながら、就職活動に挑んでいく。大学時代、演劇に励んできたタクトであったが、演劇仲間でみずから劇団を立ち上げた友人らを「さむい」と評しながら、Twitterに就活のノウハウをつぶやき続けている・・・。

新卒一括採用の慣習のなか、みずから人生の選択を迫られる若者たちのあいだのシニシズムを描いた作品。私を含め、本作のタクトのような「冷笑」的な感情をもつ日本人は、今日少なくないのではないだろうか。