映画ログ

観た映画の備忘録

誰も知らない

 

誰も知らない

誰も知らない

 

 ★★★★

是枝裕和監督作品。柳楽優弥主演。東京で暮らす4人の兄弟が、誰にも知られることなく——つまり「社会」から知られることなく——生きていこうとするさまを描いた作品。なぜ社会は彼らを知ろうとしないのか/知ることができないのか、なぜ彼らは誰からも知られたくないのか。考えさせられる。

「ブラス!」

 

ブラス! [DVD]

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 ★★★★★

イギリスの炭鉱町で活動するブラスバンドに関わる人々の物語。

国内で炭鉱が次々と閉鎖されていった1980年代。バンドで演奏する男たちも仕事を失い、人間としての普通の生活、そして尊厳を失っていく。組合の解体、家族の崩壊など、それまで人々をつなぎとめてきた連帯も薄れていく。

ブラスバンドの華やかな演奏とともに、「経営の側」に翻弄されていく労働者たちの惨状と、たくましさとを提起する。

「美女と野獣」

評価:★★★

個人的にはアニメ版のほうがすきだった。今回の実写版にはアニメ版にはないいろいろな設定が新たに盛り込まれている。

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

★★★

「ブロークバックマウンテン」などにも出演したジェイク・ギレンホールが主演。妻を亡くした男の人生の崩壊とその後、といった内容だが、個人的には話の展開がやや掴みにくかった。

「シング・ストリート 未来へのうた」

 

シング・ストリート 未来へのうた [DVD]

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 ★★★★★

主演は歌手のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。徐々に歌が洗練されていく過程は率直に感動する。

一見、映画の主題は、未来を追い求める若者と恋愛模様のようにもみえるが、エンドロールの冒頭に「すべてのきょうだいに捧ぐ」とあるように、この映画はきょうだい(兄弟)という人間関係が1つの大きなテーマになっている。

主人公のコナーは、兄の影響を受けながらミュージシャンとしての道を歩んでいく。弟であるコナーが、音楽を通じて(恋愛を含めた)みずからの人生を「未来」を志向しながら進んでいく一方、彼の音楽を支えてきた兄は、みずからの人生の行く先を描くことができず、閉鎖的なアイルランドの生活から抜け出すことができない。「ロンドン」(イギリスではなく「ロンドン」と言っていたのが印象的)へと向かうコナーを見送る兄は、その船出に歓喜しながらも、複雑な表情を垣間見せている。

先を歩んでいるはずながら行く先を見出せない兄と、兄の背中を追っているはずながらみずからの未来を見出していく弟。このアンビバレントな関係性が、イギリスとアイルランドという国家間の非対称性ともリンクさせられながら、ポップな音楽とともに描かれた作品、とでも言えようか。

「ゆれる」

 

ゆれる [DVD]

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 ★★★★

香川照之の演技が圧巻。

「A. I.」

 

A. I. (吹替版)

A. I. (吹替版)

 

 ★★★★★

「メカ」によるコロシアムにいた1体の「メカ」が,「歴史は繰り返される」と言っていたのが印象的。