映画ログ

観た映画の備忘録

バクマン。


『ジャンプ』への連載を目指す高校生漫画家たちの挑戦。天才に叶わないと悟った凡才たちが,「王道」を捨てて「邪道」で挑戦していく展開がいい。

「王道」で挑む彼らは勝ち負けに固執していたが,「邪道」を我が道として選んだ彼らは,勝負には「負け」ても,その表情は晴れやかだった。

 ◆

「邪道だよ。エイジが王道なら,天才じゃない俺たちは,邪道で勝負するんだ。

それが俺たちの博打だろ?」

私の頭の中の消しゴム


情熱的な出会いを果たした男女が、若年性アルツハイマーという病に遭遇しながら、懸命に愛を紡ごうとする物語。

病のことを知った2人がバッティングセンターで出会う場面、記憶をなくしていくことへの怖れと悲しみを、2人の思い出に残る言葉で表現する脚本が、非常に上手いと思った。

スタンドバイミー


12歳の少年たちが、線路の先にあるという死体を目にするため、小さくも未知に溢れた冒険に出かける。友と横並びに歩いて話をした、宝石のような時間があったことを、この映画は思い出させてくれる。

「12歳のときのような友だちは、もうできない。もう二度と・・・」

ジョジョ・ラビット

ヒトラーユーゲントにも参加し、ナチスを信奉する少年ジョジョが、自宅に隠れ住んでいたユダヤ人女性エルサとの出会いなどを通じて次第に変わっていく様を描いたコメディ作品。

ジョジョの友人ヨーキーや、ヒトラーユーゲントの教官クレンツェンドルフ大尉など、登場人物たちの言動がいずれもコミカルかつ繊細に描かれており、非常によく作り込まれた映画だなという印象をもった。

チャーリーとチョコレート工場

2020年の1本目の映画。冒頭(具体的にどのシーンかは忘れてしまった)でグッとくるシーンあり、チョコレート工場の仕掛けはそれぞれが何を意味するのか考えることを促すものだった。その点で楽しく観ることはできたが、最終的に家族は大切だよねというメッセージに落ち着いているように見えて、少し期待外れだった。